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一過性の不眠(2)

一過性の不眠(睡眠障害)の続きです。
ところで、いったいなぜ、精神的なストレスや気がかりな事があると人間は不眠(睡眠障害)になってしまうのでしょうか?
人間は本来、自然と決まった時刻には眠気を感じ、入眠することができるようになっているのです。
生活のリズムが整っていれば、体内時計が働くからなんですね。

しかし、心配事などをかかえていると、脳が覚醒し続けるように働くので、なかなか眠ることができなくなり、睡眠障害におちいってしまうのです。

では、なぜそのようなとき、脳は覚醒し続けようと働くのでしょうか。
それはですね、ず〜〜っと前、つまり私たちの祖先の代まで話しが逆戻りますが…。
私達の祖先は、まだ洞窟などで生活していたころ、恐ろしい肉食動物に襲われるのではないかという、大変な危険な状態と隣りあわせで毎日生活していました。
そんな環境の中では、決してゆっくりなど眠っていられるわけはありませんよね。

そういうことから、人間は心配事があるときに、脳が眠ってしまわないような仕組みをつくりあげたのです。睡眠障害といっても、生命を守るために必要ですからね。

そのメカニズムが、この現代社会においても残って働いているというわけです。

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